2011年12月12日月曜日

オススメのfree contest loggers2本

有料のcontest loggersではWin-Test(by F5MZN)、無料の物ではN1MM Loggerが人気があるようだ。筆者の出入りするcontest clubsでは殆どがN1MM Loggerを使っている。

N1MM LoggerはVisual Basicでcodingされているようだが、今日ではPCsが高性能なので特に重さを感じることはない。多機能であらゆる事が出来、更新やsupportも活発だし何ら不満はない。

しかし他人と違うことがしたい筆者はいろいろ探しているので、ここでかなり完成度の高いcontest loggersを2本紹介する。いずれも殆どのmajor contestsをcoverしている。

TR4W
DOS版TRを元にDmitriy UA4WLIが新たに作りなおしたと思われるWin32版logger。既にお使いの方もおられ、紹介する迄も無く有名かもしれない。何のprogram言語で作られているか分からないがbinaryが大変小さく動作も軽快である。RTTY(MMTTY使用)、network運用にも対応している。

詳細なdocumentとしては今のところロシア語のwikiしかないが、Google翻訳などで読めばある程度分かる。またmailing listで英語版manualの作成中である。

筆者は幾つかのcontestsで使ってみたが、troubles無く使用出来ている。

また何と驚いた事に、「ALL JA」「JA LONG PREFECT(全市全郡?)」といった国内コンテストにも対応している。DOS版TRの名残かもしれない。但し、現在確認した所では全市全郡用のファイルは更新が必要です。

なおDmitriyはCabrillo log解析softのSH5の作者でもある。sharewareだがこちらもなかなか素晴らしい。

QARTest
QSL managers検索でも有名なIK3QARの手になるDOS版CTを元にしたWin32版logger。こちらはまだイタリア語版しか無く、interfaceもdocumentもイタリア語。まあ基本的にはcontest loggerなので機能の想像は付くから、Google翻訳を使えば操作は出来ると思う。という筆者も最近見つけたばかりなので、これから使ってみようと言う所です。こちらもRTTY、network運用にも対応している。

2011年12月10日土曜日

N1MM Loggerの文字化けの直し方

N1MM Logger は国内でも大変人気のあるフリーのcontest loggerだ。しかし、日本語OSで使うと微妙な文字化けがある。

一つ目はビーム方向を示すBearingの角度(°)の文字。
これはただ、気にしなければいい、で済むかもしれない。
二つ目はnetwork運用した時のInfo windowに出る送信機番号を示す丸囲み数字。
これは図のように日本語環境では何も現れないので、そもそも文字化けが生じていることに気付かない方が多いと思う。実はここに丸囲み数字があって、それぞれのPCとのリンク状態を示している。また丸数字の上を右クリックで context menu も出てくる。

直し方(XPの場合)
コントロールパネルの「地域と言語のオプション」を開き、「詳細設定」タブの「Unicode対応でないプログラムの言語」のdrop-downから「英語(米国)」を選ぶ。(他の英語やRoman系言語でも大丈夫かもしれない。)
適用(OK)すると、再起動を促すdialogが出るので指示に従う。(再起動しないと設定は有効にならない。)
「地域オプション」タブの項目は、このように日本語(日本)のままで良い。

再起動後に N1MM Logger を立ち上げると、下図のように文字化けが直っています。
Info windowでは各PCとのリンク状況がこのように色付きで表示されます。マルチオペをなさっている方は是非お試しください。

注意
この変更を行うと、英語設定を想定していないような日本語プログラムで文字化けしたり、directoryの指定が出来なくなる場合があります。(「デスクトップ」などのdirectory名が読めなくなるためらしい。)
コンテストでN1MM Loggerを使う時だけ切り替えるか、ログ専用のPCだけにしておく方が良いようです。